2015年12月6日日曜日

OSS-DB Gold 合格体験記

2015年12月6日

ごきげんよう。

この記事はPostgreSQL Advent Calendar 2015 - Qiitaの6日目の記事です。

5日目はnuko_yokohamaさんに書いていただきました。


テクニカルな話題はみなさんにお任せして
ついさっきOSS-DB Goldに合格したので
その合格体験記(受験体験記)を記載します。

OSS-DB Goldの記事なネットにあんまりないので、少しでもお役にたてば。


受 験 日 : 2015/12/06
合  否 : 合格
受験科目 : OSDBG-01
受験言語 : 日本語
取 得 点 : 73点
合 格 点 : 70点
問 題 数 : 30
出題形式 : 単一選択,複数選択
試験時間 : 90分(同意書・アンケート含む)
勉強期間 : 30-40時間程度
受験目的 : 自分のスキルアップ
勉強形態 : 独学
実務経験 : チョットダケ
勉強前のレベル : Silverの内容すら忘れている状態。contribってなんですか?
本試験のレベル : 簡単ではない。受験するなら本気になった方がいいです。

何度目の挑戦か : 1回目

【 セクション毎の正解率 】

運用管理         ・・・77%
性能監視         ・・66%
パフォーマンスチューニング・・・66%
障害対応         ・・・83%

【 使用教材 】

「PostgreSQL運用管理トレーニング」
「PostgreSQL 高度技術者育成テキスト」
「iStudy for OSS-DB技術者 OSS-DB Gold(Android版)」
「OSS-DBのサイトからダウンロードできる過去の対策講座資料」
「内部構造から学ぶpostgresql 設計・運用計画の鉄則」
「PostgreSQL日本語マニュアル」


一押し >>> PostgreSQL運用管理トレーニング


まず、OSS-DB Goldの対策本が他の試験のようにありません。
Silverの出版社に問い合わせましたが
出版予定はないってバッサリ切られました。
# 出せば売れそうなのに

なので、OSS-DBの公式サイトに載っている対策本をやるしかなかったです。


ただ、
「PostgreSQL運用管理トレーニング」
は4万円するという高価なテキストです。
私はたまたま入手経路がありましたが
多くの人は手に入らないんじゃないかと思います。

なのでその場合は
「PostgreSQL 高度技術者育成テキスト」
を確実に制覇しましょう。
数千円で手に入りますし、実務にも使える感じです。

あと
iStudyですが
PC版はwindows8.1以降に対応してないし(するつもりもないって言われた・・)
16000円くらいします。
スマホ版だと
まったく同じ問題、同じ構成で4000円(2000円×2)で手に入ります。
なのでこちらをオススメです。



【 勉強方法 】

試験勉強をする前に
この試験を受験する方はSilver合格済みと思いますが
結構忘れていませんか?

「内部構造から学ぶpostgresql 設計・運用計画の鉄則」

をまずは読みました。
この本はPostgreSQL9.3ベースですが、一通りのPostgeSQLの知識がまとまっており
知識ベースの持ち上げに最適です。


さて、ここから試験対策本題です。

まずはOSS-DBの公式サイトで試験範囲を確認。
その後、OSS-DBの公式サイトにあるOSS-DB Goldの講座(セミナー)の資料を確認。
資料に書いてある用語で初耳なのはぐぐりーのします。

「PostgreSQL運用管理トレーニング」を一通り読んでから
「iStudy for OSS-DB技術者 OSS-DB Gold(Android版)」を全問正解(バグあるけど)できるまで
やりつくす。(私は移動時間にポチポチしてました)

ここがポイントで1度ある程度の知識まで自分を持っていきます。

そのあとに
「PostgreSQL 高度技術者育成テキスト」
を読み直して知識を補填します。

そして公式サイトに公開されている問題や
手に入る問題はひたすら解きます。

iStudy の問題レベルはやや低いですが
「PostgreSQL 高度技術者育成テキスト」
の問題レベルはやや高いです。

しかし、手に入る問題が少ないため、可能ならばどちらもやりましょう。


【 試験の感想 】

問題数30問で試験時間は事実上80分です。
合格基準が70%なので9問ミスまで許されます。

情処試験やTOEICのように時間に追われる試験ではないので1問1問確実にやりましょう。
特に「適切な答え」と「誤った答え」のどちらを問われているかを間違えないように!

計算問題もありますが、その場合はその問題のみ使える電卓機能があるので
手書きでひっ算したりしなくて済みます。

問題を解く際に、自信がない問題はフラグを付けておきましょう。

一通り丁寧に解き終わった時点で残りが30分程度だったので
フラグをつけた問題をじっくり考えました。

で、どーしてもわからないものはラッキーを信じて埋めて置きます。

時間があまるなら、自信をもって解答した問題も見直してください。
9問ミスまでしか許されません。
1問が致命的になるためです。


【 受験者へのアドバイス 】

「試験に合格さえすればいい!知識を詰め込んでやる!試験なんて覚ゲーだろ!」
って考えはやめておいた方がいいです。
試験を受けて実感しましたが
各種参考書に載ってない問題がわんさかでます。

なので、この試験を勉強する際には
実際に実機でインストールして環境を構築して
ポチポチやりながら勉強することをお勧めします。

「それがめんどくさい!合格すりゃあいいんだ!」
という方は
もうとにかく問題を解いて、マニュアルを読みましょう。

そして繰り返しますが
これだけの本や資料を読んでも
まったくみたことないコマンドなり用語なりが試験には出ます。
(マニュアル制覇すれば別かもですが)

なのでつまずいたり、自信がないってところは
マニュアルみるなり
ぐぐるなりした方がいいです。


【終わりに】


というわけで、何とか合格しました。
ひとまずPostgreSQLの試験はこれが最上位ですが
ここでようやくスタートラインです。
ここで得た知識をもとに、PostgreSQLの実務経験を積んでいきたいところです。



明日の PostgreSQL Advent Calenderの担当はnoborusさんです。よろしくお願いします。

以上!

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